ゴールドソーサーから落とされてやってきました。コレルプリズン。ここで流れる曲も哀しく、諦めとか倦怠感とかが音符の端々からにじみ出ていて好きです。
それにしても、コレルプリズンって普通の町と違ってモンスターが現れるから嫌ですね!!しかも物強奪されて逃げられるわ……。散々な目にあいました。
そして、ここにいる人の中に話しかけるとどこまでも追いかけてくる人がいますよね。かなり怖かったです。
うっかり話しかけてしまって、追っかけてくる×2.必死に逃げ回りました。
ここでは「てきのわざ」でレーザーを覚えられますよね。茶釜も覚えようと思って、ダインのアジトに近いエリアでうろついてデスクローが出るまでひたすら待ったものです。
でも、ちょくちょくうっかりコレル砂漠に迷い込んでチョコボ車のお世話になりました。
さて、ダインに会いに行く前にバレットが自分の身に何が起こったか語る場面がありますが、切なかったです。
スカーレットに腕を撃たれるシーンなんか本当に痛ましくて……。
レーザーも覚えたことで、気が重たいけれどダインのアジトへ。
ダインの言葉の一つ一つが痛かったです。
バレットとダイン。魔光炉建設に賛成か反対かで意見が分かれてしまった。
でも二人とも故郷を良くしていきたいという気持ちが共通してあったんですよね。
ただ、それが新しい技術を取り入れていくか、貧しくても昔ながらの伝統を守って心豊かに生きるかという違いで。
その違いは二人にとって決定的なものになってしまいましたが。
「全てを壊してやりたい」というダインの言葉が果てしなく重たいと感じましたね。
故郷も、妻も、娘も失って戻れないくらい自暴自棄になったのだろうと感じました。
その自暴自棄は失った左手の代わりの銃器で余計に助長されたか、それとも自暴自棄となった心を満たすために銃器を手に入れたのか……。
きっと両方なのではと思います。
娘のマリンが生きていたと知っても、エレノアが寂しがってるから送らなくてはとしか考えられなくなってしまった彼があまりに悲しすぎました。
そして、ダインと倒すしかなくなってしまったバレットも。
この二人は闘い終わった後も切なかったです。
「マリンはあの時いくつだった?」「マリンを抱きしめるには俺の手は汚れすぎている」(一部台詞うろ覚えです……)と言いながら崖のそばまで体を引きずり、そして娘をバレットに託して自ら命を絶ったダイン……。
ここらへんはプレイしながら言葉が出ませんでした。
本当にこうなるしかなかったのか?これ以外の道はなかったのか?いくら自問しても答えはいまだ出てきません。
また、バレット自身が指摘するとおり、汚れているのはバレットも同じ。
でも親友から託され、何よりバレット自身が実の子以上に可愛がって愛しているマリンの未来のために、投げ出さずに闘い続ける。という姿勢をとるバレットは天晴れです。
初登場時の、神羅を潰すためならテロだろうがなんだろうがやる!という態度からの変化が良いなぁとしみじみ思います。
でもあまりパーティーに組み込まなくてごめんよ……。
さてさて、重たく深刻だったダインとのイベントとは打って変わって?上に再び上がるためのチョコボレースというイベントが。
あれって、何も自分で操作せずに自然に任せておけば1位でゴールできるんですね(笑)
1回目と2回目は頑張って自分で操作してたのですが、どうしても2位どまりだったので「もういいや」てな具合で放っておいたら3回目で見事に1位でゴール……。
まぁ……。次に色々詰まってますからね。いつまでもチョコボレースしているわけにはいかないという事で……。
それでもちょっと腹立たしかったということは内緒の方向で。
ディオちゃんからお手紙と共にバギーをゲット!!
あぁ、なんて使い勝手がいいのだろう。このスイスイ行く感覚!
でもりんごにこの気持ちを言ったら「ハイウィンド」が手に入ったらもっとラクと一蹴(笑)
さぁ、次に向かうはザックスの故郷ゴンガガ。
しかし、そこにたどり着く前にちょっとしたハプニングが……?